英語を学ぶ理由
なぜ英語という外国語をわざわざ時間をかけて学ぶのでしょうか?
人それぞれ理由があると思いますが、一般的には下記の項目が挙がってきます。
- 就職に有利
- 会社での昇進
- ビジネスの海外展開
- ボランティア
- 国際交流
- 憧れ
- 趣味
しかし、どれも究極的には外国人とコミュニケーションをとり、良い人間関係を築くための手段へと繋がります。
良好な人間関係を築くためには、まず相手の意見に賛同したり経験を褒めたりする肯定的な態度を示すことが重要です。
これを英語でいうと“compliment”と言いますね。
この単語は名詞と動詞の用法があり、名詞では「褒め言葉」「お世辞」という意味で、動詞では「褒める」「お世辞をいう」という意味で使われます。
この“compliment”的な表現によりトラブルは絶対に起きませんし、相手からの反論や質問を受けることもありません。
言いっぱなしで良いので非常に楽です。
しかも効果絶大となれば「英語あいづち」をとっととマスターしない理由がありません。
そこで今回は最もシンプルで使いやすいものを10選ご紹介したいと思います。
英語あいづち表現ベスト10
10位 Kind of (Sort of)(そうみたいだね)
9位 Word(その通り)
8位 Indeed(まさしく)
7位 Totally(まったくその通り)
6位 Definitely(間違いなくそうだよ)
5位 Absolutely(絶対にそうだよ)
4位 Exactly(ズバリその通りだよ)
3位 Right(だよね)
2位 Yeah(そうだね)
1位 Uh-huh.(うんうん)
会話が楽になる
会話する相手へのあいづちが感覚的なものとして反射的に出てくるようになると心理的にも雰囲気的にも非常に英会話が楽になります。
ちなみに私がよく使ってるのはコレです。
上の9位にある「Word」。
言いやすく、さらに汎用性が高いスラングです。
以前友人の紹介で英語ネイティブ達の飲み会の輪に参加していたのですが、誰かの発言に対しよく「Word」というあいづちが使われていました。
「Word」といえば「文字、言葉」という意味ですが、賛成したり、ビックリした時のリアクションとしても使われます。
スラング表現なのでフォーマルな場では控えた方が良いですが、カジュアルな間柄であればどんどん使って良いと思います。
A:This T-shirt is so cute.
「このTシャツって超かわいい♡」
B:Word!
「だよね!」
A:I have been living in Cebu for 12 years.
「セブに12年住んでいます」
B:Word?
「ほんとうに?」
素敵だね
他にも他人のラッキーな状況を肯定する一言表現はいくつかあります。
- Great
- Wonderful
- Fantastic
- Awesome
- Perfect
- Gorgeous
- Terrific
- Marvelous
- Fabulous
ちなみに私は「Fantastic」派です。
昔、アメリカのテレビトークショーに日本でもお馴染みの「Bon Jovi」のギタリスト 「Richie Sambora」がバックバンドギタリストとして参加していましたが、ホストから話を振られるときまって「Fantastic」と返事をしていました。
それが印象に残り私もよく使うようになった次第です。
日本と英米のうなずき
海外の人達は日本人の特徴に関して話し手も聞き手もお互いにモデレートな笑顔を浮かべ、首を縦に振りながら終始うなずき合っているという印象だそうです。
日本人同士が日本語で会話をする際にはそうすべきであるという暗黙のソーシャルマナーがあります。
そこで日本人は英語を話す場合でも日本流に常に首を縦に小刻みに振るケースを多く見かけます。
英米の映画の中で外国人のしぐさを観察してみると、首を縦に小刻みに振るケースは殆ど見られません。
首を縦に動かすのではなく、表情と口頭を中心としたやり方です。
人間関係を良くするための「英語うなずき」を取り入れる際に、このジェスチャーも日本から英米流にスイッチすべきだと考えます。
それに慣れて来て、逆にそのジェスチャーを止めると英語がスムーズに出て来ないというところまでくればしめたものです。
どんどん英語を話すもう一人の自分というキャラを確立させましょう。
この情報がお役に立てたら幸いです。