TOEIC Part1の攻略
これから具体的なTOEICリスニングについて述べて行きたいと思います。
まずはPart1の攻略から行きたいと思います。
Part1の攻略の前に、リスニングについては上で述べた通り「聞き流しは全く意味を成さないと」いうことを再度言わせて頂きますね。
我々の脳には、無意識に知っている音に置き換える習性があると言われています。
日本人は普段使っている日本語の音や法則に置き換えるからリスニングが出来ないのです。
だから、英単語等を知る前に聞き流していては、英語を知っている日本語の音に修正される恐れもありますよね。
ある程度聞き取れるようになるまではしっかりと集中して聞き、どうして聞き取れないのか等 考えながら努力することが大切です。
しかし、努力した分はきちんと帰ってきますのでご安心下さい!!
さて、TOEICリスニングについてですが、Toeic Part1は写真描写問題で6問のみとなっております。
1人の人物の動作の写真や2人以上の人物の動作の写真や、風景や物が並んでいるような写真が問題となることが多く見受けられます。
もっと具体的に言えば、電話やパソコンを操作している人、2人以上で会話している写真、芝を刈っていたり工事の作業をしている写真、ビーチや噴水やフェンスや船・ボート等の風景の写真、そして椅子や商品が並んでいる等の問題が多く感じます。
Toeic Part1の質問文や設問文は比較的短くなっております。
だから、その中でわからない単語やフレーズが入っていればもうお手上げとなります。Toeic Part1 によく出る単語・フレーズを覚えれば、とても簡単に解けるようになります。
例えば、automobile、be covered with、booth、cabinet、carboared box、conference room、diagram、draw、equipment、fold、fountain、gaze、occupy、hang on、laboratory、ladder、pile up、be stacked、pottery、skyscraper、produce、sweep、try on、lawn、lawn mower、line up、unfold、unlock、wheelbarrow 等がよく出ております。
あと、in a circle や in a row やparallel のように、物の配置を表す表現がよく出てきます。
さらに、普段名詞で使っている単語が動詞で使われる場合もございます。
hand(手渡す)、water(水をやる)、wave(手を振る)、weigh(重さを測る)といった表現もありますので、言われた時に理解できるようにしておけば大丈夫でしょう。
以上のように、頻出単語を覚えて問題に取り組みましょう!
TOEIC Part2の攻略
Part2は25問で耳だけを使うパートとなっておりますが、選択肢は他のパートと違い3つだけです。
設問文は以下、6つの出題パターンとなります。
1. Yes-No疑問文
2. WH疑問文
3. 否定疑問文
4. 選択疑問文(2つのものを相手に選択させます)
5. 付加疑問文
6. 平叙文
Part2に関しましては、全て共通しておりますが、最初の1語は絶対に聞き取って下さい(よく、What と Why や When と Where が聞き取りにくいと伺います)。
逆にこの最初の1語が聞き取れなければ、分からなかったり迷ったりします。
実力がつけば、全文聞き取ることが望ましいのですが、それまでは最初の1語を特に集中して聞けば、ある程度答えられるかと思います。
あとは、いくつかのルールを組み合わせればPart2はある程度の点数は望めるかと思います。
例えば、2のWH疑問文の選択肢では、YesやNoで始まる選択肢は正解にはなりません。
また、「or」が含まれる選択疑問文もYesやNoで始まる選択肢は正解にはなりません。
そして、これはPart2全てに共通してますが、設問文に出てきた語句と同じ単語が入った選択肢はほぼ正解にはなりません(引っ掛け問題です)。
だから、設問文と同じ語句の選択肢は選ばないようにして下さい。
さらに、疑問文の主語の人称と疑問文の時制に注意して頂ければと思います。
あと、迷った場合等ですがあいまいな回答をしている選択肢を選んで頂くと正解になる可能性は高いかと思います(ただ、テクニックで解くより聞き取って正解して頂きたいですが)。
以下、その選択肢を記載致します。
“I have no idea”
“I am not sure”
“It depends on ~”
“I’ll check~”
“NeitherかEitherが入っている選択肢”(選択疑問文)
といった、上記のあいまいな選択肢は正解の可能性が高いです。
こういった知識をつけてから、問題に取り組むのが点数へ繋がる最速の道です。
リスニングパート全体に言えることなのですが、はっきりと正解がわからない場合に消去法を使うケースが多々出てくるかと思います。
Part1(写真描写問題)の場合は、類似発音の単語を使ってひっかけようとすることがあります。
例えば、写真に車が出ている場合には Cart という単語を使って正解と思わせる問題や、コピー機が出ている場合は Coffee という単語で惑わそうとする問題が出ることがあります。
そのような類似発音の例を以下記載いたします。
floor(床) - flower(花)
scale(秤) - sale(セール)
pile(積む) - file(ファイル)
hold(もつ) - fold(畳む)
form(用紙) - foam(泡)
あと、風景の写真の問題で受け身の進行形(be動詞 ⁺ being ⁺ 過去分詞)が使われている選択肢は間違いとなりますので、消去していただければと思います。
続きまして、Part2(応答問題)の場合も類似発音の単語を使って惑わせる問題がよく出て来ます。
質問に使われた単語と類似発音の単語(もしくは同じ単語)が含まれる選択肢はだいたい不正解です。
例をあげますと、質問文が What’s the price of this magazine? とあり、選択肢に We got first prize. とあれば、この選択肢は不正解となります。
また、WH疑問文の選択肢では、Yes や Noで答えている選択肢は正解にはなりません。
具体的に言いますと、What、Who、Where、When、Which、How で尋ねられている問題には、YesやNoで答えている選択肢は正解にはならないということです。
逆に正解になりやすパターンもあり、そのパターンとは同じ単語の使用を避けて別の単語で言い換えるパターンです。
以下、TOEICで使用される言い換えの単語を列挙いたします。
copy macine - Device
bus、car、track等 → vehicle
gas → fuel
flower → plants
clothes、shoes等 → merchandize、products、items等
bag → belongings
そして、Part2で正解になる選択肢のパターンがもう1つあります。
それは、質問に対するあいまいな答え方をしている選択肢は正解となる可能性が高いように感じます。
・Either will be fine. (どちらでもいいです)
・haven’t decided yet . (まだ決めていません)
・I don’t really mind. (どちらでも構いません)
・It depends、または It depends on ~ (~によります)
・I’d rather ~ (むしろ~します)
・I don’t have idea.(わかりません)
迷った場合は、上記のようなあいまいなニュアンスの選択肢を選びましょう!